【ももクロ考その6】有安杏果の成長を後押しする「型」の存在について
久しぶりに、ももクロのお話を書きます。
しばらく前、【ももクロ考】シリーズの記事を連続でアップしました。
それを読んだある友人から、こんなことを聞かれまして。
「きたむらさんは、しおりちゃん推し?」
あーー、、確かにあの一連の話、特に第4話を読んだ人はそう思うでしょう。
しおりんのことばっかり書いてあるから。
でも、、「推し」ってわけでもないのですよ。
以前、坂崎幸之助さんがCSフジテレビネクストのトーク番組「きくちから」に出たとき、プロデューサーのきくちP氏から「だれ推しですか?」って問い詰められて、「その日によって違う」みたいな苦しい返事をしていたけれど(笑)、心情としては、僕もそれに近い。。
なので、このブログの【ももクロ考】シリーズが、しおりんフューチャーで終始してしまうのはよろしくないかな、と思ったわけです。
で、、、それでは今日は、だれの話をしようか。
僕がももクロのみなさんの姿を目にする最大の機会といえば、フジテレビネクストで放送している月1番組「坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT」です。
最新の回は、5月19日に放映された「玉井詩織 誕生前月祭」。
しおりんが、ピアノ弾き語り、ギター弾き語り、さらにはエレキギターまで弾いちゃうという大活躍で。
一層の「器用大臣ぶり」を発揮しているのは、嬉しい限りなのだけれど、、
うーむ、、この回をネタにすると、またしおりんのお話ばかりになってしまう。
そこで、、タイミング的に時期を逸しているのは承知の上で、、今日はその前の月(4月14日)に放映された「有安杏果生誕祭」を踏まえて、杏果のお話をしたいと思います。
続きを読む「骨ストレッチ×トレイルラン」イベント
昨日は、葉山で開かれたイベントに参加してきた。
テーマは「骨ストレッチ×トレイルラン」。
「骨」に注目して体の動きのメカニズムを劇的に変える身体メソッド「骨ストレッチ」と、路面が整備されていない自然の中を走りまわるワイルドなスポーツ「トレイルラン」のコラボイベントだ。
僕はちょうど1年前ぐらいから骨ストレッチのセミナーに通い始め、今ではすっかりハマっている。
体の動きやイメージがどんどん変わっていく感覚が、とても面白い。
このメソッドを作った松村卓さんは、もともと陸上短距離の選手。ということもあって、骨ストレッチのメソッドには、「走る」動作に関連した動きが多い。
肩甲骨や鎖骨、肋骨、骨盤まわりなどに働きかけるポーズの多くが、そのまま走るときの動きのイメージと重なる。
では、骨ストレッチはランニングメソッドなのか? いや、そういうことではない。
「走る」動作は、人間の身体活動の中で最も基本的な動きなので、これを滑らかにするアプローチは、あらゆる身体活動とつながる。
「走る」ことはある意味、人間の根源なのである。
続きを読む丹野めぐみ主催「ピアノクリニック」の成果と発見
人間には、自分が思っているより、はるかに大きな可能性が宿っている。
顕在化の条件さえ整えば、ものすごいものが出てくる。
ごく最近、そんなことを強く実感するイベントがあった。
3/30、友人のピアニストである丹野めぐみさんがコーディネートした「ピアノクリニック」というイベントだ。
5人のピアニスト(アマチュア愛好家からプロを目指す音大生まで)が、それぞれ持ち時間1時間で、4人のコメンテーターからアドバイスを受ける。
4人のうち2人はピアニスト。あとの2人は、身体方面が担当だ。
その場には多くの聴講者が立ち会い、音がどう変化するのかをみんなで体感する。
一種の公開講座といえる。
僕は丹野さんから請われて、身体方面のコメンテーターの一人として参加することになった。
続きを読む【ももクロ考その5】飛躍するために必要なこと(今日の話はあんまりももクロじゃない)
いつもご愛読ありがとうございます。
昨日アップした「どうやって壁を突き破るのか」の話はいかがでしたか。
ももクロの玉井詩織さんの「覚醒」を題材に、自分の行動にブレーキをかけている、心の中の「壁」を見つけ、それを突き破っていこう・・・という、とても前向きで夢のある話でした。
で、、、今日は早速ですが、その夢をがしゃんと壊してみたいと思います(笑)
「え~~~っ!」っていう声が聞こえそうですが。
これ、どっかできちんと書いてみたい話だと、前から思っていたので。
多分、今日がその日ではないかと。
どういうことかと言いますと、、、僕ら一般の人が「心理学」というものに期待しているものって、どうも虫が良すぎる部分があると思うのですね。
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【ももクロ考その4】玉井詩織の覚醒 どうやって壁を突き抜けたのか
少し日が経ってしまったが、、先週の木曜日は「坂崎幸之助のももいろフォーク村」2月分の放映日だった。
今回は、番組の音楽監督を務める武部氏の誕生日前日ということで、「武部聡志生誕祭」という趣向。
これまで武部氏が作曲、編曲などで曲作りに携わった数多くの楽曲の中から、本人がセレクトしてももクロメンバーを指名し、歌ってもらうというコーナーが設定されていた。
武部さんが、「この子にはこの歌を歌ってほしい」とリクエストするわけだ。
このコーナーが、とっても良かった。
音楽監督としてキャリアの長い武部さんの見立てが優れているのは言うまでもない。
5人それぞれの魅力を引き出す選曲がお見事で、どれもすてきなマッチングだった。
中でも、、、今回、際立って僕の目を引いたのは、玉井詩織。
黄色がテーマカラーのすらっとした美人だ。
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【ももクロ考その3】失敗しても大丈夫さ
いま、フジテレビ系CSチャンネルで、「坂崎幸之助のももいろフォーク村」再放送をやっている。
1月の放送分。ゲストは広瀬香美さん、WaTなど。
WaTは解散宣言をしたので、ももクロとの共演はこれが最初で最後、、、というのが今回のウリ。
第1回にも書いたとおり、僕がももクロにはまっていったきっかけは、この番組だ。
生放送で、リクエストを受けた歌をメンバーが次々に歌っていくという設定は、メンバーにとってかなりシビアなチャレンジだろう。
何しろリクエストしてくる視聴者は老若男女、幅広い。それぞれの思い入れに基づいて、「この曲が聴きたい!」という希望を送ってくる。ももクロメンバーが生まれるよりずっと前に作られた曲も、容赦なくリクエストされる。
歌う曲がいつ確定するのかはよく知らないが、たぶん放送数日前に初めて聴いた曲を、ガーッと練習して披露する、なんてこともあるんじゃないかな。
それできっちり歌いこなすんだから偉いものだ・・・と、文章の自然の流れから言えばそういう展開になると美しいのだけれど、、、現実は必ずしもそうではない。
ときどき、大失敗が起きる。
続きを読む【ももクロ考その2】アドラー心理学とももクロの意外な結びつき
「ももクロは各自の個性を大事にする」って何気なく書いたけれど、「個性」って、真面目に考えるとなかなか難しい概念だ。
みなさんは、自分の「個性」がどんなものなのかを、どうやって自覚するだろう。
よくあるのは、子供のころから親や先生に「あんたはいっつも元気だね」とか、「馬鹿正直だけが取り柄だね」みたいな感じで言われて育ち、自分でもそういう人間だと思っている、みたいなストーリー。
それが前向き評価ならまだいいけど、「ほんと、トロい子だねあんたは」みたいなネガティブ評価をいつも投げかけられて育つと、自分はそういうダメな存在なんだ、といった自己評価が根付いてしまって、後々の人生で結構苦労する、というパターンもままある。
いずれにしても、自分の個性=「自分はどんな人間なのか」という問いかけを改めて見直してみると、そこには意外なほど、どこかから一方的に決めつけられ、パターン化されたステレオタイプ的な見方が幅をきかしていることが多い、と僕は思っている。
それって、本当に個性なんだろうか?
続きを読む【私的告白】最近、ももクロにはまってます
今日は、ちょっとしたカミングアウトから話を始めたい。
最近、僕は、「ももクロ」にはまっている。
あの人気女性アイドルグループ、ももいろクローバーZである。
各自のテーマカラーコスチュームを身にまとい、アクロバティックなダンスをしながら歌いまくる5人組少女である(いや、いまやメンバーの大半が20代になったのでもう少女という形容はそぐわないが、、、でも、雰囲気はいまでもそんな感じだ)。
テレビのレギュラー番組を録画しては繰り返し視聴し、ライブDVDを買い、主演映画のDVDも買い、ファンクラブに入り、この春のドームツアーチケットにも応募した(抽選で外れたけれど・・・)。
いいおっさんが何してるんだか、と思うかもしれない。でもどうやらももクロにはおっさんファンもかなり多いらしい。心強いことだ。
かみさんはあきれている。
「いいおっさんが何してるんだか」と思っているのは想像に難くないが、あきれる理由は多分それだけではない。
僕のこれまでの音楽的志向から考えて、「アイドル音楽」というのは、最も縁遠いものだったはずだから。
自分でも、そう思う。だから正直、驚いている。
続きを読むあなたの自己肯定感を金額にしてください
長らくご無沙汰していました。
「きたむらは生きているのか?」と心配されていた方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心を。めっちゃ元気です。
ここしばらく、いろいろなことがありすぎて、ブログに書くチャンスがなかなか巡ってこなかったんだけど、ここ数日ぐらいで少し、自分が今どういうところにいるのかが、文字にできる形で見えてきた感覚があったので、ちょっと書いてみます。
テーマは「自己肯定感」。このところ自分の周りのものごとの巡り合わせは、おおむねこのテーマに関連して動いてきたように思う。仕事の中身も、カラダ系の学びも。
自己肯定感という言葉は、心理学用語ですね。自分を意義ある(価値ある)存在として受け入れる感覚。
もうちょっと一般的な言葉で言うと、「自信」に近いかな。
ただ、細かいニュアンスはちょっと違うように思う。
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