だからやっぱりギブソンが好き

Gibsonの古いギターと、ラグタイム音楽、そしてももクロをこよなく愛するフリー物書き、キタムラのブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

1900年代のF-3を試奏してきた

いま新大久保TC楽器にトンデモナイ楽器がある。 www.digimart.net 1900年代ひとけた年のF-3マンドリン。特徴的なシマシマバインディングは、写真でしか見たことなかった。 何事も経験だと思って、試奏させてもらった。 すごいです。グゥワァァァーーンと広が…

【マイギブソンその3】丸穴&極厚トップ。“原初的アーチトップギター”「L-4 (1926)」

フラットマンドリンから始まった、ギブソンの歴史。 ギブソン社の歩みが始まった1900年代初頭は、音楽シーンにおいても、マンドリンを使った音楽が流行していたのだという。 それは、19世紀末〜20世紀のアメリカに、新移民と呼ばれるイタリア系移民が多数、…

【マイギブソンその2】ギブソンの原点はマンドリン。ってことでこれでしょ「A-4 Mandolin 1916」

ギブソンの原点は、マンドリン。 そして僕が好きな音は、どうやらその原点のサウンドにあるようだ。、、ということに気がついた時点で、これはもう理論的必然である。 ギブソンのオールドマンドリンを、手に入れなければいけない。 こう思い始めたのは、ちょ…

【マイギブソンその1】音もスタイルもマンドリンのような超個性派「Style 0 artist 1920」

Gibsonが楽器メーカーとして創業したのは、1902年とされている。 だが、その本当の出発点は、世紀の境目をまたいで遡った1894年。 この年、Gibsonというブランド名の由来にあたる人物、オーヴィル・ヘンリー・ギブソン氏が、自宅併設の工房で、マンドリン製…

有安杏果「POP STEP ZEPP」ライブ@ZEPP TOKYO(7/23)

有安杏果は、本当に、スペシャルなシンガーだ。一昨日、お台場のZEPP東京でのライブで久しぶりに彼女の歌を聴き、そんな思いを強く感じた。 ____________ あの、ももクロ電撃脱退から1年半。 今年のはじめ、1年の休止期間を経て、アーティスト…

戦前ギブソンの音(1920年 Style 0 動画あり)

1920年製のギブソン Style 0 youtu.be Style 0は、1900年代から作られているモデル。ギブソン最初期を代表するギターといえるだろう。 削り出しアーチトップにオーバルホールという、いまどきほとんど見ないスタイル。さらに、マンドリンのような渦巻き状の…

戦前ギブソンの音(1930年代後半 Nick Lucasモデル 動画あり)

古いギブソンで1曲動画を撮ったので、載せておくね〜 テネシーワルツ。 www.facebook.com 使用ギターは、Gibson Nick Lucas。正確な製造年はわからない(笑)けど、たぶん1930年代の後半生まれでしょう。今のギブソンアコギとは全然違う音。まるでアーチト…

ラグタイムギターに入っていくきっかけは、「中島みゆき」だった

中1でギターを手に入れ、嬉々として弾き始めた日々。最初に取り組んだのは、いわゆるフォークソングの弾き語りである。確か、ギターを買ったお店の人が、おまけで「初めてのフォークギター」みたいな入門書をつけてくれた。その最初に載っていた曲が、「い…

40年も挫折せず、飽きることなく、ギターを弾き続けられた理由

ひとつ前の記事でも書いたけど、僕がギターを弾き始めたのは中学1年の時。13歳ぐらいの時だったと思う。 で、いま55歳だから、もう40年以上も、ギターを弾いているわけだ。 自分としては、単純に、好きなことだから続けてきた、というぐらいの意識なのだけ…

そもそも何でギブソン?

昨日も書いたように、僕はギブソンのギターの音が大好き。思えば、ギターを弾き始めた初期の頃から、ずっとそうだったような気がする。 このギブソン好きは、どこから来たんだろうか? 今日は、自分の好みのルーツを掘り下げてみたい。 僕が最初のギターを手…

ブログタイトル変えてみた ギブソン、ももクロ、ラグタイム

4月になって、新年度。 新しい元号も発表されたことで。 ほな、うちもちょっとイメチェンしよっか、ってことで、ブログタイトル変えてみた。 ギブソン、ももクロ、ラグタイム。 まあ、僕が好きなもの3つ並べた、そのまんまやね。 というわけで、今日からこ…

ケータイを換えた

さて、ケータイを換えるというミッションが、昨日、無事に完了した。 手に入れたのはこれ。 iPhone XR の赤。 ちなみに今まで使ってたのはこれ。 Casio G's One type-x こっちも赤。 こうやって並べてみると、なんとなく、デザインセンスが似てる気も、しな…

ケータイ更新というミッションを前にした憂うつ

年が明けたあたりから、喉にひっかかった魚の小骨のように、頭の片隅から離れない懸案事項がある。 ケータイを換えなきゃ。 1月中に換えなきゃ。 僕がいま使っている携帯電話は、、、 これは何年から使い始めたんだろう? カシオのガラケー。もう相当な年代…