2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ディスプレー上に羊が現れたらできるだけ素早くクリックする──そんなテストで測定した「リアクションタイム」が遅い人は早死にする、という研究。 5000人以上の大人(20〜59歳)がこのテストをして、15年後に死亡率を確認。結果、リアクションタイムが遅い人…
いろんな想像がかき立てられる面白い研究。 安定した結婚関係(またはそれに準ずる関係)を持っている男性は、離婚を経験した男性や結婚したことがない男性に比べて、背骨の骨密度が高いのだそうだ。 ただし、25歳より前に結婚した男性は、それ以降に結婚…
去年の10月に品川駅の近所に引っ越して、はや3カ月。 新幹線が止まる巨大駅のそばの、むちゃくちゃ便利だけど生活感は乏しいエリアでの生活にも、大分慣れてきた。 まあ、そもそも期間限定物件だし、ずっとここに住み続けるわけでもない。 物見遊山っぽいノ…
EMBOジャーナル掲載の論文。 ぜんそくなどで傷ついた肺の上皮細胞の修復を助けるため、周囲にある幹細胞(間葉系幹細胞)が、ミトコンドリアを注入するという。この注入プロセスを制御するのは、Miro1というタンパク分子。この分子の発現を増やすとミトコン…
「cell」の論文から。 Cell, Volume 156, Issue 1, 183-194, 19 December 2013 バクテリアの細胞内のいろいろなターゲット分子を追跡して内部の流動性を測定するという、実験現場を想像するだけで気が遠くなるような研究。結果、小さな分子は液体的にうごき…
いまちょうど、某雑誌で、口の中をきれいにするというテーマの企画を進めている。 取材はとうに終わって、レイアウトもあがって、あとは原稿さえ書けばいい、という段階。 (はい、すみません、もうすぐ書きます。。) こういうテーマが巡ってくると、自然に…
お仕事でいろいろ探していて目に留まった研究。東北大学の研究です。 「ひらめき」が起きる前に、脳の神経活動の「ゆらぎ」が増えているという。 「ひらめき」っていうのは、脳内の情報が今までと異なる結びつき方をして、「あ、あれはこういうことか」と違…
プラセボ効果に関するちょっとおもしろい研究。 頭痛持ちの被験者を集めて、症状が出るたびに頭痛薬またはプラセボ薬(有効成分なし)を投与。その際、どちらの薬においても「これはプラセボです」「これはプラセボか頭痛薬のどちらかです(ニュートラル)」…
8日にもなって今更おめでとうもないですが・・・ 今年最初の更新ですので、まずは、今年もよろしくお願いします。 更新頻度が低迷したままの当ブログですが、私自身は至って元気です(笑) 今回の年末年始は、あまり節目感を感じないうちに、スーッと過ぎて…