婚姻関係と骨密度に関係がある?!(論文クリップ)
いろんな想像がかき立てられる面白い研究。
安定した結婚関係(またはそれに準ずる関係)を持っている男性は、離婚を経験した男性や結婚したことがない男性に比べて、背骨の骨密度が高いのだそうだ。
ただし、25歳より前に結婚した男性は、それ以降に結婚した人より骨密度が低い。
理由は全く不明。何らかの因果関係があるのか、それとも共通の原因みたいなものがあるのか。。
仮に婚姻関係が原因で骨密度が結果だとすると、心理的な安定感が骨代謝のメカニズムに影響しているのかもしれない、ってことになります。
あるいは、逆の因果関係なのかもしれません。背骨がしっかりしている男性は安定した婚姻関係を築きやすい、と。ああ、もしかしたらそうかもしれないね、姿勢がよくて呼吸が深そうだ。
でも、もしそうだとすると25歳以下の男性はどうなるんだ?
25歳以下に関しては、背骨の骨密度が低い方が結婚に至りやすいってこと?
なんか、いろんなストーリーを考えたくなるネタです(笑)
ちなみに女性ではこういう関係はみられない。その代わり、パートナーから支えられている実感が強い人は、骨密度が高いのだそうだ。
これもいろんな物語を想像したくなりますね。
Marital histories, marital support, and bone density: findings from the Midlife in the United States Study. Osteoporosis International, 2014; DOI: 10.1007/s00198-013-2602-4