【ももクロ考その17】杏果には自分の人生を好きなように生きて欲しい
有安杏果さんの「卒業」トピック。
昨日の電撃報告から、いろいろと続報が出ています。
とくに、テレビ朝日のインターネット放送「川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし」に5人が生出演し、これまでの経緯やそれぞれの心境などを語ったことで、かなり全体像が見えてきました。
僕自身、昨日は第一報を聞いた直後に「とにかくなんか書かなきゃ」って思って、そのときの第一印象だけで昨日の記事を書きなぐったのだけれど、そのあと、上述のネットテレビなどを見て、誤解していた部分があることがわかり、かなり頭の中が整理され、気持ちも変化してきました。
なので、改めてこの件に関する自分の考えをまとめておきます。
いちおう、健康ジャーナリストとして、心身の健康維持に関わる多少の知見も交えつつ、ね。
たぶん、昨日の記事の内容から一部前言撤回っぽくなると思いますが、それは、こういう流れの中で、自分自身、考えがまとまってきたプロセスだった、ということでご了解ください。
で、、まず結論的なことをいっておきますと。
杏果さんが「卒業」という形で芸能活動から離れる決意をしたこと、僕は心から喜ばしく思います。
まあ、モノノフ緑推しのひとりとしては、もちろん寂しいです。
でもそれ以上に、彼女が一人の人間として、自分でそういう決断をできたこと、そして周囲がその決断を受け入れられたことは、とても良かった。
そしてこの先、彼女には、自分の人生を「好きなように」生きて欲しい。
そんなふうに思うに至りました。
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【ももクロ考その16】有安杏果の卒業
※1/16追記 この記事は、僕が杏果さんの「卒業」発表に接した直後に衝動的に書いたもので、事実関係などがよくわからないまま論を展開している部分がありました。
翌日になって、改めて書いた記事がこちらにあるので、できればこちらを読んでください。
この記事は、自分の思考の途中経過的な意味で、削除せず残しておきます。
以下、1/15に書いた記事です。___________________
ももクロの緑、有安杏果が、グループからの「卒業」を発表した。
ああ、ついにきたか、というのが率直な感想だ。
心のどこかで薄々、いつかそうなるんだろうと思っていたので、驚きはそれほどでもない。むしろ、そうか、やっぱりそうだよね、という納得感を覚えるほど。
それでも、いざ現実になってみると、ついにその日がきたのかぁ、、というショックは禁じ得ない。
これまで彼女のソロコンに3度、参加した経験から言うと、ソロシンガーとしての杏果が志向する音楽世界は、ももクロや、アイドル音楽と呼ばれるジャンルの音楽とは、かなり大きな隔たりがある。
そして、ソロ活動で現れた世界の方が、彼女本来の人となりを素直に反映したものであろうと考えると、ももクロではいろいろな無理や我慢をしてきたのだろう、ということも容易に想像できる。
だから、杏果の音楽に接した人は多分みんな、彼女がいつかももクロを距離をとって音楽をするようになるのだろう、と、薄々感じていたに違いない。
ただ、それがいつなのか、どんな形態で実現されるのかはわからなかったし、できればももクロとして活動する姿も長く見ていたかった。
それが、いまここで突然そうなることになった(いや本人や関係者の間では突然ではないのだろうけど、ファンにとっては突然である)という、その部分のショックは、やはり大きい。
これまでこのブログではっきり書いたことはなかったけど、僕はももクロの緑推し。ライブには、緑色のTシャツなどを着込んで出かけてきた。
そもそも僕がももクロに興味を持つようになった経緯においても、お台場フォーク村などで聞いた杏果の歌の存在が、かなり大きい。
「へー、見かけは相当ぶっ飛んだアイドルグループだけど、こんなすてきな歌を歌う子がいるんだ」みたいな印象だった。
それを一つのきっかけにして、ももクロワールドにはまり込んで行った。
だから、、、杏果が抜けた後のももクロを、自分がどんな気持ちで見ることになるのか、正直、今の段階ではよくわからない。想像することも難しい。
まあそのあたりは、18日のあさイチに登場するという夏菜子ちゃんの姿や、おそらく4人で回すことになるのであろう25日のももいろフォーク村を見て、自分がどう感じるか、に委ねたいと思う。
いずれにせよ、、だ。。
報道によれば、杏果はスターダストも辞めるらしい。
ももクロの影響力の外に出たいという気持ちが強いのだろうね。
まあ、5万人規模のスタジアムで2日連続公演をして、両日満員にするほどの動員力がある音楽グループの一員ともなれば、自分の生活が自分のものではなくなっているだろう、ということは想像できる。
スケジュール、人間関係、経済感覚といったいろいろなものが、同世代の普通の女の子と、まったくかけ離れているだろう。
それでも彼女は、去年まで大学生活を送っていたから、たぶんそこでは「普通の女の子」との接点が比較的保たれていた。そして、確か卒業の時だったと思うけれど、それが自分にとってとても大切なものだった、という趣旨のコメントを発している。
でも、大学を卒業したことで、その部分が消えてしまった。
それがきっと、耐えがたかったんだと思う。
今日、公表された「普通の女の子の生活を送りたいという想いが強くなり・・・」という卒業コメントは、かつてのキャンディーズの解散コメントを彷彿させる。そして実際、キャンディーズではみきちゃん(藤村美樹)が、解散を契機に芸能界からすっぱりと引退した。
「何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたいなと思ってます」という言葉は、たぶん今の正直な心境だろう。
この点については本当に、「長い間、お疲れさまでした」という言葉を贈りたい。
そして、「普通の女の子」という引退を彷彿させる表現が注目を集めてはいるが、、杏果が音楽を辞めることはないだろう。僕はそう思っている。
ライブで、彼女の歌を聞いた実感から、そう確信している。
彼女が、歌うことを辞めるはずが、ない。
今の時点でノープランであることは、何の問題でもない。
急ぐことはない。気持ちが充実した、と自分が確信できたタイミングで、戻ってきてほしい。今、僕が言いたいのは、それだけです。
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翌日、1/16の記事はこちらから
今年もよろしくお願いします
さて今年はこのブログ、どこへ向かうのでしょうか。
もう少し更新頻度が増えるといいな、とは思っています 笑
ということで、これからも一つご贔屓に、よろしくお願いします。
【ギター1本で弾くももクロ】僕等のセンチュリー クリスマスソングです
ザイドラーがやってきた。
我が家にザイドラーがやってきた。
ザイドラーは、ギターの名前だ。製作家ジョン・ザイドラーの手による、世界最高水準の手工品。
2002年5月に若くしてガンで他界したジョン・ザイドラー(John Zeidler)は、主にアーチトップギターの製作家として有名だった人物である。
もう新作が出てこないこともあり、ジャズギターの世界では、伝説的な名器として扱われている。当然、値段も伝説的なレベルだ。
で、、アーチトップほど知られてはいないが、彼はフラットトップも作っている(本数はごく少ないそうだ)。こちらももちろん、空前絶後のすばらしい音がする。
その超極レアものの1本を、かっとさんという僕の友人が所有している。
サイズはOM。聞くところによると、ザイドラーさんは普段、このサイズのギターを作っていなかったのだが、かっとさんが直接オーダーして作ってもらったという。
ってことは、もしかしたら世界に1本限りなのかもしれない、ザイドラー作のOM。
それが今、我が家のリビングに、ポンと置いてある。
なんか、、、ちょっと、すごいな、これ。
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【ももクロ考その15】有安杏果 武道館ソロコンサート サイリウム問題から考えるソロシンガー杏果の未来
先週の金曜は、武道館に行ってきた。
ももいろクローバーZの緑担当、有安杏果のソロコンサートだ。
、、、と、ここは記事の冒頭なので一応そういうふうに紹介をしておくけど、今回のステージを見て、もう彼女のライブを紹介するのに「ももクロの緑の子」という形容は必要ないな、と、そんなふうに思った。
完全に、ひとりのシンガーソングライターとして、確立された世界を持っている。
本当に、魅力的なシンガーになってきたと思う。
まだまだ成長途上。だからこそ、この先が本当に楽しみだ。
彼女のソロの世界は、ももクロとは、全く別のものだ。
そんなことを象徴するようなひとつの出来事が、今回、見られた。
サイリウム問題である。
ももクロのライブでは定番化している、カラーに光る携帯スティック。
ももクロのファンは、自分の推しメンバーの色のサイリウムを振って、応援をする。
杏果の初めてのソロコンは、2016年7月の横浜アリーナ。
あのときは、会場が緑のサイリウムで埋め尽くされ、歌う曲の何割かは、まだももクロナンバーだった。
今年の夏のソロコン@東京フォーラムでは、もうももクロの曲はなかった(「ありがとうのプレゼント」はちょっと微妙だけどね。。その話はまた後で)。
でも、会場は緑一色だった。
そして今回の武道館。
杏果は「演出上の配慮」という理由で、客席でサイリウムなどをなるべく点灯しないよう、事前にブログで呼びかけていたという。
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【ももクロ考その14】有安杏果 ココロノセンリツvol.1 7.20東京に参加して 今日は苦言です
20日は、杏果さんの「ココロノセンリツvol.1」ツアー最終日@東京フォーラム。
全体として、とても素敵なライブでした。
セットリストなどの情報はもういろんなところに出てると思うので、ここではもうふれませんが、ももクロソングはもうなし。全編にわたってシンガー杏果のカラーに染められた、意欲的な構成でした。
その中で、キーボードとアコギの弾き語りに取り組んだり、アンコールの逆順メドレーでは完全生歌(マイクオフのアカペラ)パートを作るなど、挑戦的な取り組みも多数、見られました。得意のドラム叩き語りも、一段とパワーアップしていました。
そもそも、冒頭がバラードのピアノ弾き語り、最後(アンコール前)がジャズリズムの曲というのは、かなり難易度の高い構成だった思うのですが、この構成自体に強いメッセージ性が感じられ、杏果さんのこのライブにかける意気込みが伝わってきました。
予定外だった(?)ダブルアンコールで、アコギ1本でfeel a heartbeatの大合唱をリードした場面などは、ほんと、目頭が熱くなりました。
とてもいい時間をありがとう。素直に、そんな気持ちです。
で、、、はい、そんな幸せな気持ちになれた、ということを大前提とした上で、、、
今日は、ここからあえて、苦言を書きます。
言いたいポイントは一点だけ。シンプルです。
「音響」が、残念でした。
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