ザイドラーがやってきた。

 我が家にザイドラーがやってきた。

 

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ザイドラーは、ギターの名前だ。製作家ジョン・ザイドラーの手による、世界最高水準の手工品。

 

2002年5月に若くしてガンで他界したジョン・ザイドラー(John Zeidler)は、主にアーチトップギターの製作家として有名だった人物である。

もう新作が出てこないこともあり、ジャズギターの世界では、伝説的な名器として扱われている。当然、値段も伝説的なレベルだ。

 

で、、アーチトップほど知られてはいないが、彼はフラットトップも作っている(本数はごく少ないそうだ)。こちらももちろん、空前絶後のすばらしい音がする。

 

その超極レアものの1本を、かっとさんという僕の友人が所有している。

 

サイズはOM。聞くところによると、ザイドラーさんは普段、このサイズのギターを作っていなかったのだが、かっとさんが直接オーダーして作ってもらったという。

 

ってことは、もしかしたら世界に1本限りなのかもしれない、ザイドラー作のOM。

それが今、我が家のリビングに、ポンと置いてある。

 

なんか、、、ちょっと、すごいな、これ。

 

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ギタ−1本で弾くももクロ 「心の旋律」(有安杏果ソロ曲)

今回の「ギターで弾くももクロ」シリーズは、有安さんのソロ曲を取り上げました。
杏果の詞に武部聡志さんが曲をつけた、「心の旋律」。名曲です。

 


【ギタ−1本で弾くももクロ】心の旋律 有安杏果ソロ曲

【ももクロ考その15】有安杏果 武道館ソロコンサート サイリウム問題から考えるソロシンガー杏果の未来

先週の金曜は、武道館に行ってきた。

ももいろクローバーZの緑担当、有安杏果のソロコンサートだ。

 

、、、と、ここは記事の冒頭なので一応そういうふうに紹介をしておくけど、今回のステージを見て、もう彼女のライブを紹介するのに「ももクロの緑の子」という形容は必要ないな、と、そんなふうに思った。

 

完全に、ひとりのシンガーソングライターとして、確立された世界を持っている。

本当に、魅力的なシンガーになってきたと思う。

まだまだ成長途上。だからこそ、この先が本当に楽しみだ。

 

彼女のソロの世界は、ももクロとは、全く別のものだ。

そんなことを象徴するようなひとつの出来事が、今回、見られた。

 

サイリウム問題である。

 

ももクロのライブでは定番化している、カラーに光る携帯スティック。

ももクロのファンは、自分の推しメンバーの色のサイリウムを振って、応援をする。

 

杏果の初めてのソロコンは、2016年7月の横浜アリーナ

あのときは、会場が緑のサイリウムで埋め尽くされ、歌う曲の何割かは、まだももクロナンバーだった。

 

今年の夏のソロコン@東京フォーラムでは、もうももクロの曲はなかった(「ありがとうのプレゼント」はちょっと微妙だけどね。。その話はまた後で)。

でも、会場は緑一色だった。

 

そして今回の武道館。

杏果は「演出上の配慮」という理由で、客席でサイリウムなどをなるべく点灯しないよう、事前にブログで呼びかけていたという。

ameblo.jp

 

 

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ギタ−1本で弾くももクロ 「モノクロデッサン」

ギターで弾くももクロナンバーシリーズ、「モノクロデッサン」です。

 

youtu.be

 

5つのカラーにまつわる歌詞なので、ここでは5色のアイテムを身につけています。


ん、、ピンクはどこ? って思った人は、お楽しみに。

 

いや、、演奏的には突っ込みどころがいろいろあるんですけど。。(笑
でも、、見てるうちになんだか妙に楽しい気分になってきたんで、、これでよしってことにしました。はい。

ギタ−1本で弾くももクロ 「希望の向こうへ」&「白い風」

「ギター1本で弾くももクロ」シリーズ
「希望の向こうへ」をアップしました。

れにちゃんメインの曲なので、紫装束で。。
思いっきりヒモトレ状態で弾いています。

youtu.be

 

合わせて、「白い風」ニューアレンジ版もアップしました。
こちらは杏果さんが大活躍する曲なので、緑です。

youtu.be

【ももクロ考その14】有安杏果 ココロノセンリツvol.1 7.20東京に参加して 今日は苦言です

20日は、杏果さんの「ココロノセンリツvol.1」ツアー最終日@東京フォーラム。

全体として、とても素敵なライブでした。

 

セットリストなどの情報はもういろんなところに出てると思うので、ここではもうふれませんが、ももクロソングはもうなし。全編にわたってシンガー杏果のカラーに染められた、意欲的な構成でした。

その中で、キーボードとアコギの弾き語りに取り組んだり、アンコールの逆順メドレーでは完全生歌(マイクオフのアカペラ)パートを作るなど、挑戦的な取り組みも多数、見られました。得意のドラム叩き語りも、一段とパワーアップしていました。

 

そもそも、冒頭がバラードのピアノ弾き語り、最後(アンコール前)がジャズリズムの曲というのは、かなり難易度の高い構成だった思うのですが、この構成自体に強いメッセージ性が感じられ、杏果さんのこのライブにかける意気込みが伝わってきました。

 

予定外だった(?)ダブルアンコールで、アコギ1本でfeel a heartbeatの大合唱をリードした場面などは、ほんと、目頭が熱くなりました。

 

とてもいい時間をありがとう。素直に、そんな気持ちです。

 

で、、、はい、そんな幸せな気持ちになれた、ということを大前提とした上で、、、

 

今日は、ここからあえて、苦言を書きます。

 

言いたいポイントは一点だけ。シンプルです。

 

「音響」が、残念でした。

 

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【ももクロ考その13】天才・百田夏菜子が、朝ドラで身につけたもの(後半)

前回の記事は、タイトルに「夏菜子が朝ドラで身につけたもの」とうたっておきながら、朝ドラの話にはほとんど入らないうちに、時間切れで終わってしまった。すまん。

では、、さっそく続きを。長い話になりそうですが、どうぞお付き合いください。

「前半」の記事から繋がって完結するお話なので、もしどこかの検索サイトからこのページへ直接飛んできた人がいたら、お手数ですが、上のリンクから一旦、前回の記事に戻って、はじめから読んでください。

じゃないと、たぶん意味が繋がらないので。

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夏菜子ちゃんの変化と、朝ドラをつなげて考えるのには、訳がある。

 

ももいろフォーク村」を欠かさずウオッチしてきた立場から見て、夏菜子ちゃんの歌が「音楽と向き合う」方向へはっきりと舵を切り始めた(ように感じられた)タイミングと、朝ドラに出演していたタイミングは、だいたい合致している。


この時期、テレビを通じて伝わってくる「ももいろフォーク村」のスタジオの空気には、「朝ドラで忙しい夏菜子ちゃんの負担を軽くしよう」という意図が、かなりはっきり現れていたように思う。

 

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【ももクロ考その12】天才・百田夏菜子が、朝ドラで身につけたもの(前半)

ちょっと日が経ってしまったが、ちょうど1週間前、先週の木曜、お台場Zepp ダイバーシティー東京に行ってきた。

 

ももいろフォーク村ちょいデラックス 百田夏菜子生誕後夜祭 加藤いづみ生誕前週祭」への参戦だ。

 

去年の夏の「ももいろフォーク村デラックス」は、代々木体育館。キャパ1万人超のハコだったけど、今回はオールスタンディングで1000人規模のライブハウスだ。

 

今の彼女たちにとって、このハコはかなり狭い環境だと思う。

でもそれだけに、聴衆との距離感が近くて、会場は開演前から、ただならぬ熱気が満ち満ちていた。

 

それが、初っ端のゲスト、和田アキ子さんが登場した瞬間からばーんと解き放たれ、、、

4時間弱で、ももクロメンバーとゲストミュージシャンたちが30曲以上を歌いまくる、大盛り上がりのライブだった。

テレビの生中継が終わってからも、延々1時間近く続くほどの熱気。

 

今回の主役はもちろん、夏菜子だ。

  

ももクロのリーダーにして、不動のセンター。

ファンから「天才」と称される彼女が、ソロにコラボに大活躍である。

 

中でも際立って盛り上がったのは、X Japan風のフルコスチュームで、ゲストドラムにニャンゴスターを迎えて熱唱した「紅」だろう。

 

メタル系の硬質なギターと地鳴りのような重いドラム、怒号のごとく鳴り響くコールと、赤いサイリウムの閃光。。会場全体が紅色に染まる中を、夏菜子のハイトーンが切り裂く。

  

momo96ch.com

 

さて、、、この曲も含め、最近の夏菜子ちゃんが、歌唱面においてめきめきと上達しているのは、多くのファンが感じているところだと思う。

 

 それは、「ももいろフォーク村」の中で、村長の坂崎さんもたびたびコメントしている。

 

というわけで今日は、そんな成長著しい夏菜子の変化について、考えてみたい。

 

結論から言うと、この変化には、去年の朝ドラ出演を通じて身につけたものが深くかかわっているんじゃないか、と僕は想像している。

その中身は何なのか、掘り下げてみたい。
 

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【シリーズエッセイ】カラダにまつわる数字のリアリティー その5「体脂肪率が示すもの」

さて、「カラダにまつわる数字」ということでシリーズエッセイを書いていますが・・・

皆さんにとって、最も馴染み深い「カラダにまつわる数字」って、何でしょうか?

 

細胞の総数や、DNAの長さなどは、数値を聞くと「へーっ」「すごーい」って思いますが、この種の数字はやっぱり、なかなか腑に落ちにくいというか、実感しにくい面があるかもしれません。

 

なぜならば、これらの数値は、指で数えたり、ものさしを当てるといった実感を伴う方法で測ることが出来ないからです。

 

じゃあ、自分で日常的に測れる身近な数値なら、もっと実感が湧くかな?

 

・・・という発想でいくと、

 

はい、ひとつとっても身近なやつがありました。たいていの家庭に測定装置があるもの。

 

それは「体重」です。

 

そして、いまどきの体重計にはほぼデフォルトで体脂肪計も付いているので、「体脂肪率」も、体重に匹敵するぐらいおなじみの数値といえるかもしれません。

 

ちなみに、、この「体脂肪率」という言葉、僕は個人的にちょっとブルーな思い出があります。

 

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【シリーズエッセイ】カラダにまつわる数字のリアリティー その4 「で、37兆って、どれぐらいおっきいのよ?」

ちょっと間が空きましたが、「カラダにまつわる数字」の4回目です。

前回、人体を作る細胞の数は(60兆ではなくて)「37兆個」というお話をしました。

 

これは、2012年に発表された論文をベースに、現時点で最も精度の高い見積もりとして、この数字を挙げたわけですが、、

 

少し言葉が足りなかったかな、と反省しています。

 

このシリーズエッセイの趣旨は、タイトルにあるように、「カラダにまつわる数字のリアリティー」を追求すること。

どっちの数字が正しいか、よりも、数字を実感してみることに、主眼を置きたい。

 

そう考えたとき、、、「37兆」という数字は(60兆でも一緒ですが)、あまりに途方もなく大きいため、私たちの一般的な生活実感や日常感覚とかけ離れた、想像もできないレンジの数だと思うのです。

 

その途方もない数値を、なんとかしてグイッと、「ああなるほど」って思える圏内に引き寄せられないかな、そういうことを、もうちょっと丁寧にやる必要があるな、と思ったわけです。

 

というわけで、、、今日のお題は改めて「37兆」。

 

そもそも私たちは、どのくらいの大きな数字なら、実感を持って取り扱えるものでしょうか。

 

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