ぎっくり腰になった・・・発症から1週間のドキュメント
ぎっくり腰になった。
先週の日曜日、朝起きたときから何となく腰がだるく、重い。
体をねじったり、かがんだりすると、左腰に鈍い痛みがある。
そして左足のひざがうまく持ち上がらない(だからズボンをはくのに難渋する)
便秘になると、こんな状態になることは、ときどきある。
でも普段のそれは、痛みも鈍さももっと軽い。
そして、少し体操したり動き回ったりすれば(または気持ちのいいお通じがあれば)、症状は消えるか、軽くなる。
今回のはかなり重い。何となく感覚が違う。
体の中から脂汗がにじみ出てくるような、不穏な気配が感じられる。
なんかやばいな〜
この日は、カミさんと一緒に実家(町田市)に向かう予定だった。
ちょっと嫌な予感はしたのだけれど、向こうも準備して待っているだろうし、ほかにも集まる人がいるので、「まあ何とかなるだろう」と思って出かけた。
何とかならなかった。
いや、向こうについて食事をするあたりまでは普通に振る舞っていたんだけど。
だんだん、体の中の不穏な感じが強まってきた。
「痛み」もあるんだけど、それだけじゃない、何とも嫌なもぞもぞ、じりじりするような感覚が、左腰を中心に広がっていくような感じ。
「こりゃあやばいなー」
予定よりちょっと早めに切り上げて、帰宅することにする。
町田からロマンスカーに乗った。座りたかったし。
翌朝(月曜)。
「ああーこりゃあ本格的なのが来たな」
左腰が少しでも動くと、本気で痛む。
ベッドから起き上がることさえ、困難。
ちなみにベッドから起きるとか、椅子から立つといった動作は、普段、できるだけ体幹の筋肉を使って(四肢の筋肉に頼らずに)動くように意識しているのだけれど、このときばかりは逆。
できるだけ体幹を動かさないように、四肢の筋肉で体をあやつる。
いくつか、不思議な動き方を発見した(笑)
取材でよくお世話になっている整体の先生に、メールを出してみた。
「ぎっくり腰になりました・・・」
火曜日、痛みはさらに悪化。
だめだ、椅子に座っているのもつらい。
立っていればましなんだけど、ちょっとしたはずみで体がひねられたりすると、ぐわーんと痛んで息が止まりそうになる。
少し動くたびに、「うわぉっ」っという声がもれ出て、動きが止まる。
こりゃあ寝てるしかないか。
寝返りを打つのも、体を極力ねじらずそらさず、腕と脚だけで胴体を移動させるしかない。
それでも回転の途中で、腰がくっとひねられるのはどうしても避けられない場面がある。
その瞬間、「ぐぅわぁぁぁぁぁぁ!!」と叫びたいような痛みが出る。
整体の先生から返事が来た。
「あまり早く治そうとしない方が、長い目で見ていい治り方をします。
1週間ぐらいのんびり休むのが基本です。
4日目までが特に大切で、この間に無理すると長引きやすいです。
4日目が身体の変わり目になりますから、特に大事にしましょう」
そうか、、、要は寝てろってことか。。
さらにこんな言葉も。
「ぎっくり腰自体が、体の疲れをとる調整の動きです。
むしろ良いタイミングでなったともいえます。
大切に経過したいですね」
なるほど。
体の事情としては、ぎっくり腰を通じて、たまってたものをリセットしようとしてる、ってことかな。
そういわれると、痛いのもまんざら悪いばかりじゃないって気分が湧いてきた。
まあ、こんなときこそ、毎日会社にいかなきゃいけないわけじゃない立場が生きるってものだろう。
幸いなことに、今週は結構ヒマだし(月、火には外出する仕事はなかった)。
水曜は打ち合わせが入ってたんだけど、キャンセルしよう。
で、翌水曜日。変わり目といわれた4日目だ。
腰(脇腹)の痛みは少し楽になってきた。
そのかわり、というのだろうか、仙腸関節がゆるんで、骨盤がぐらぐらしている感じがする。
その仙腸関節が痛む。痛む場所が変わってきたようだ。
ずっとお腹が張っていたのが、少し動き始めて、お通じが少しあった。
ずっと脂汗が止まらない。しかもけっこう臭う。
解毒っぽい作用が高まっている感じだ。
・・・というように、なるほど確かに、何かが変わってきたようだ。
金曜朝に入っていた、どうしても動かせそうにない取材アポが、先方の都合で延期になった。これはラッキー。
で・・・金曜日。
午後に下痢便っぽいのがどっと出た。
これでずいぶん楽になった。やっと食欲も出てきた。
どうやらめどがついたかな。。。
ということで、今日は土曜日。ちょうど1週間。
なんだか、体の中がすっきりした感じがあります。
まだ、軽い痛みは残ってるけどね。
ブログをかけるぐらいまでは回復したようです。