だからやっぱりギブソンが好き

Gibsonの古いギターと、ラグタイム音楽、そしてももクロをこよなく愛するフリー物書き、キタムラのブログ

からだ

緊張すると体が動かなくなるのは人間だけ?

怒ったときや緊張したとき、ストレスがかかったとき。 体にはだいたい、こんな症状が現れる。 (1)心臓がドキドキする (2)肩に力が入る (3)みぞおちやお腹が硬くなる (4)呼吸が浅くなる。特に吐く息が浅くなる (5)頭がカッカする こういった、…

「怒ってなんかいない」と思っている人の中の、怒り

「怒り」の話、3回目です。 このブログ、長いこと休眠状態だったと思ったら、突然、今まであまり触れてこなかった「怒り」というテーマで盛り上がり始めましたが(笑)、きたむらは何で急に、怒りのことをそんなにこだわり始めたんだ?と思ってますか? ま…

怒りがこころに取り付くメカニズム

昨日の続き・・・ 今日は、「怒り」って何だろう? というテーマで行きたいと思います。 とりあえず、どんなときに、心の中に怒りが湧いてくるか、考えてみましょう。 「怒り」という言葉がもしピンと来なければ、「腹が立つ」とか「頭に来る」とか「むかつ…

いつも怒っている生き方

若いころの自分は、今よりずっと「イヤなやつ」だっただろうな、と思うことがある。 ないしは「取っ付きにくいやつ」だったに違いない。 まあ、今でも「取っ付きやすい」タイプとはいえない気もするので(笑)、すべてを過去形に押し込んでいいかどうかは微…

免疫って何をやってるんだろう、と考えてみたら話は壮大なところへ

最近とんとご無沙汰しております。 いろいろとこまごま気付いたりしたことを、twitterとFacebookで140Wにまとめて書きつけるのがすっかり習慣になったおかげで、こちらでがーっとまとめて書く機会がなかなかなくて。。 やっぱり、ぽろぽろと一言ずつ書く方…

力を抜けば力が出る

前回の書き込みの続編。 もうちょっと具体的なお話です。 野口体操の羽鳥先生のブログとの往復書簡のような感じにもなると思いますので、そちらもぜひご覧ください。 前回は、現代に生きる僕らの体は、無意識のうちに力みがちだというお話でした。 で、体を…

体の力を抜くことの意味

野口体操のクラスに通い始めて8年目。 はじめた当初と比べたら、この体操がどういうものなのか、自分なりに理解できるようになってきた。 そしてここ何回かのクラスは、従来とちょっと違う、実験的な雰囲気になってきている。 それが、なかなか面白い。 以…

ものすごいイベント「賢者からのメッセージ」のお知らせ

僕が快気法や整体を習っている河野智聖さんの団体「自由人(ミュート)ネットワーク」が開催するイベントが、来週開かれます。 講師陣の顔ぶれがすごいです。 この種の世界にちょっとでも関心がある人なら、間違いなく驚くに違いない。 僭越ながら、告知文を…

カラダにいいこと何かやってる?

たぶん、もう30年ぐらい前になるんだろう。 某飲料のCMで、こんな印象的な台詞があった。郷ひろみさんの台詞。 「カラダにいいこと何かやってる?」 「何かカラダにいいことをする」のが、かっこ良くておしゃれなんだ、という世の中の雰囲気を作り出すのに、…

執筆用のカラダ、演奏用のカラダ

自宅のパソコンルーム(仕事部屋)に、最近、MRTとコンデンサマイク、マイクスタンドなどが置かれている。あとギターも2,3本。 いろいろ思うところがあって、今年は何とかソロアルバムを作りたいと思い、とりあえず録音環境を整えた。 ただ当然ながら、執…

ブログ名を変えた

思うところあってブログ名を変えました。 以上。

動けるカラダ、動けるアタマ

最近、ふと思ったこと。 自分は、物書きを仕事としている。 それも、身体・健康関連というきわめて限定的な分野で、取材・執筆をしている。 会社員だったころも、現実には医療・健康分野に限定という事情は一緒だったのだけれど、会社員という立場上、全然畑…

昨日発売の日経ヘルス10月号の記事

昨日発売になっているはずの日経ヘルス10月号。 (まだ手元に届いていないし書店でも確認していないので、こういう表現になりますが・・・笑。まあたぶん出ているでしょう) 今回ここに、普通、健康誌ではまず見かけないタイプの記事を書きました。 日経 Hea…

「カラダを意識する」という言葉が抱える微妙なニュアンス

先月、ある取材中に、ちょっと面白い会話があった。 相手は、東洋医学的な身体観を取り入れたストレッチ法を提唱している人。 ストレッチを、単なる筋肉の伸展運動ではなく、東洋医学の経絡を活性化させるという視点から捉え直して、メソッドを構築している…

知的活動もカラダが覚えている

昨日書き込んだ「技術はカラダで覚える」という話。 武術家じゃなくても、ちょっと職人肌の人ならみんな実感していることだと思う。 「教科書に書いてある通りに覚えたって、そんなの使えないよ。カラダで覚えなきゃ」って。 さらにいうと、手を動かす技術(…

北川智久さんのセミナー(技術を学ぶうえで大切なことは?)

昨日、北川智久さんという若い武術家の身体セミナーに参加した。 とても実りの多いセミナーだった。 内容はというと、一番印象に残ったのは「ケツだけ星人になってみる」という技(笑)。でもこれは、言葉だけで説明しても、なんのことだか訳がわからないだ…

発売開始!「カラダの声をきく健康学」

フリーランスとして独立してから約2年、最初の著書がようやく発売になりました。 カラダの声をきく健康学北村 昌陽 岩波書店 2011-05-25売り上げランキング : 34736Amazonで詳しく見る by G-Tools この表紙↑を書いてくれたのは、日経ヘルスでもお世話になっ…

整体の講座に通ってます

今日は朝からボーーーッとしてます。 ホントはばりばり原稿を書くことになるはずと思って1日開けていたんだけど、ふたを開けてみたら原稿を書くための文字数のわく(レイアウト)がまだ上がってこないので、こっちとしては待つしかない。 雑誌の原稿はたい…

ロルフィング終了しました

10月から受けていたロルフィング。 昨日、全10回のセッションがすべて終了しました。 1〜2週間おきに、光が丘にあるロルフィングスタジオに通うのが日課になっていたのですが、これで一応おしまいです。 スタジオの近くに、とってもおいしいそば屋があって…

みんなこの動画を見て!

あけましておめでとうございます。 さて新年最初は、動画の紹介から。 整体や快気法の指導者で(僕もお世話になっています)、ブログでもいつもセンスあふれるすてきな(そして深い内容を含んだ)エッセーを書いていらっしゃるYさん推奨のアニメーションビデ…

ナマケモノのスーパーボディ

先日、「人間の脚は第二の心臓」という話をネタに書き込みをした。 趣旨をざっくりレビューすると・・・ ・人間の体は、人類という種が成立した頃の生活環境や暮らしぶり(つまり野生生活)を前提に、そのなかでうまくやっていけるように設計(適応)されて…

ロルフィングセッション受けています

8月の書き込みで紹介したロルフィング。 その後、雑誌の記事は無事掲載されたところで、改めて個人としてセッション(施術のことです)を受けることにしました。 全10回シリーズ(1,2週おきに受ける)で、今日はその2回目にいってきたのです。 通ってい…

生物多様性というお題目について思うこと

生物多様性をテーマに据えた国際会議が目前に迫っているということで、テレビが急に環境志向の動物番組をたくさん流し始めた。 まあ、そういう映像を見るのは好きなので、番組が作られること自体は個人的に好ましく受けとめていますけど。 でもねえ、、この…