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丹野めぐみ主催「ピアノクリニック」の成果と発見

人間には、自分が思っているより、はるかに大きな可能性が宿っている。

顕在化の条件さえ整えば、ものすごいものが出てくる。

 

ごく最近、そんなことを強く実感するイベントがあった。

 

3/30、友人のピアニストである丹野めぐみさんがコーディネートした「ピアノクリニック」というイベントだ。

 

5人のピアニスト(アマチュア愛好家からプロを目指す音大生まで)が、それぞれ持ち時間1時間で、4人のコメンテーターからアドバイスを受ける。

4人のうち2人はピアニスト。あとの2人は、身体方面が担当だ。

その場には多くの聴講者が立ち会い、音がどう変化するのかをみんなで体感する。

一種の公開講座といえる。

 

僕は丹野さんから請われて、身体方面のコメンテーターの一人として参加することになった。

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【ももクロ考その5】飛躍するために必要なこと(今日の話はあんまりももクロじゃない)

いつもご愛読ありがとうございます。

 

昨日アップした「どうやって壁を突き破るのか」の話はいかがでしたか。

 

ももクロ玉井詩織さんの「覚醒」を題材に、自分の行動にブレーキをかけている、心の中の「壁」を見つけ、それを突き破っていこう・・・という、とても前向きで夢のある話でした。

 

で、、、今日は早速ですが、その夢をがしゃんと壊してみたいと思います(笑)

 

「え~~~っ!」っていう声が聞こえそうですが。

 

これ、どっかできちんと書いてみたい話だと、前から思っていたので。

 

多分、今日がその日ではないかと。

 

どういうことかと言いますと、、、僕ら一般の人が「心理学」というものに期待しているものって、どうも虫が良すぎる部分があると思うのですね。

 

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【ももクロ考その4】玉井詩織の覚醒 どうやって壁を突き抜けたのか

少し日が経ってしまったが、、先週の木曜日は「坂崎幸之助のももいろフォーク村」2月分の放映日だった。

 

今回は、番組の音楽監督を務める武部氏の誕生日前日ということで、「武部聡志生誕祭」という趣向。

これまで武部氏が作曲、編曲などで曲作りに携わった数多くの楽曲の中から、本人がセレクトしてももクロメンバーを指名し、歌ってもらうというコーナーが設定されていた。

武部さんが、「この子にはこの歌を歌ってほしい」とリクエストするわけだ。

 

このコーナーが、とっても良かった。

 

音楽監督としてキャリアの長い武部さんの見立てが優れているのは言うまでもない。

5人それぞれの魅力を引き出す選曲がお見事で、どれもすてきなマッチングだった。

 

中でも、、、今回、際立って僕の目を引いたのは、玉井詩織

黄色がテーマカラーのすらっとした美人だ。

 

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【ももクロ考その3】失敗しても大丈夫さ

ももクロアドラーのお話。第3話です。

 

1話はこちら 2話はこちら

 

いま、フジテレビ系CSチャンネルで、「坂崎幸之助のももいろフォーク村」再放送をやっている。

1月の放送分。ゲストは広瀬香美さん、WaTなど。

WaTは解散宣言をしたので、ももクロとの共演はこれが最初で最後、、、というのが今回のウリ。

 

第1回にも書いたとおり、僕がももクロにはまっていったきっかけは、この番組だ。

 

生放送で、リクエストを受けた歌をメンバーが次々に歌っていくという設定は、メンバーにとってかなりシビアなチャレンジだろう。

何しろリクエストしてくる視聴者は老若男女、幅広い。それぞれの思い入れに基づいて、「この曲が聴きたい!」という希望を送ってくる。ももクロメンバーが生まれるよりずっと前に作られた曲も、容赦なくリクエストされる。

 

歌う曲がいつ確定するのかはよく知らないが、たぶん放送数日前に初めて聴いた曲を、ガーッと練習して披露する、なんてこともあるんじゃないかな。

 

それできっちり歌いこなすんだから偉いものだ・・・と、文章の自然の流れから言えばそういう展開になると美しいのだけれど、、、現実は必ずしもそうではない。

 

ときどき、大失敗が起きる。

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【ももクロ考その2】アドラー心理学とももクロの意外な結びつき

昨日の続き。ももクロの魅力について、考えていきます。

 

ももクロは各自の個性を大事にする」って何気なく書いたけれど、「個性」って、真面目に考えるとなかなか難しい概念だ。

 

みなさんは、自分の「個性」がどんなものなのかを、どうやって自覚するだろう。

 

よくあるのは、子供のころから親や先生に「あんたはいっつも元気だね」とか、「馬鹿正直だけが取り柄だね」みたいな感じで言われて育ち、自分でもそういう人間だと思っている、みたいなストーリー。

それが前向き評価ならまだいいけど、「ほんと、トロい子だねあんたは」みたいなネガティブ評価をいつも投げかけられて育つと、自分はそういうダメな存在なんだ、といった自己評価が根付いてしまって、後々の人生で結構苦労する、というパターンもままある。

 

いずれにしても、自分の個性=「自分はどんな人間なのか」という問いかけを改めて見直してみると、そこには意外なほど、どこかから一方的に決めつけられ、パターン化されたステレオタイプ的な見方が幅をきかしていることが多い、と僕は思っている。

 

それって、本当に個性なんだろうか?

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【私的告白】最近、ももクロにはまってます

今日は、ちょっとしたカミングアウトから話を始めたい。

 

最近、僕は、「ももクロ」にはまっている。

 

あの人気女性アイドルグループ、ももいろクローバーZである。

 

各自のテーマカラーコスチュームを身にまとい、アクロバティックなダンスをしながら歌いまくる5人組少女である(いや、いまやメンバーの大半が20代になったのでもう少女という形容はそぐわないが、、、でも、雰囲気はいまでもそんな感じだ)。

 

テレビのレギュラー番組を録画しては繰り返し視聴し、ライブDVDを買い、主演映画のDVDも買い、ファンクラブに入り、この春のドームツアーチケットにも応募した(抽選で外れたけれど・・・)。

 

いいおっさんが何してるんだか、と思うかもしれない。でもどうやらももクロにはおっさんファンもかなり多いらしい。心強いことだ。

 

かみさんはあきれている。

「いいおっさんが何してるんだか」と思っているのは想像に難くないが、あきれる理由は多分それだけではない。

 

僕のこれまでの音楽的志向から考えて、「アイドル音楽」というのは、最も縁遠いものだったはずだから。

 

自分でも、そう思う。だから正直、驚いている。

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「自己を肯定できない」と悩むなんて変な生き物だよな

 一昨日も書いたとおり、最近、僕の頭にずっと引っかかっているテーマは「自己肯定感」。

 

 で、、、今日は少し「そもそも論」にさかのぼってみたい。

 

 そもそも「自己肯定感」が、なぜ問題になるのか?

 

 自己肯定感は、自分の存在を「価値がある」と感じる感覚のこと。これが低ければ、自分が生きている意義や価値を感じにくい。すると「俺はなんで生きてるんだろう?」などと思い始めることになる。

 

 そんな心理が極度につのれば、、最悪の場合は、自殺するだろう。

 

 そもそも「生存すること」は、生命の本質である。生き物の定義といってもいいほどの性質だ。

 

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あなたの自己肯定感を金額にしてください

長らくご無沙汰していました。

「きたむらは生きているのか?」と心配されていた方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心を。めっちゃ元気です。

 

ここしばらく、いろいろなことがありすぎて、ブログに書くチャンスがなかなか巡ってこなかったんだけど、ここ数日ぐらいで少し、自分が今どういうところにいるのかが、文字にできる形で見えてきた感覚があったので、ちょっと書いてみます。

 

テーマは「自己肯定感」。このところ自分の周りのものごとの巡り合わせは、おおむねこのテーマに関連して動いてきたように思う。仕事の中身も、カラダ系の学びも。

 

自己肯定感という言葉は、心理学用語ですね。自分を意義ある(価値ある)存在として受け入れる感覚。

もうちょっと一般的な言葉で言うと、「自信」に近いかな。

 

ただ、細かいニュアンスはちょっと違うように思う。

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健康志向は「怖れ」につながる。養生は「畏れ」を養う

二日前に書いた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の話のキーワードは、「怖れ」だった。

 

この言葉について書きながら、僕の頭の中では、これと似て非なるもう一つの「おそれ」のことを、なんとなく考えていた。

 

それは「畏れ」。

 

どちらも、読みは「おそれ」。たぶん大和言葉の語源は重なるのだろう。

だが今では、かなり違う意味になっている。

歴史的にどこかの時点で、意味の異なる別々の言葉に別れたのだろうね、きっと

 

「怖れ」は、恐怖を覚えること。「恐れ」もほぼ同じ意味。

自分がなんらかの形で攻撃され、痛い目に合わせられるような可能性を予見し、そんな未来の状況に不安を抱き、おびえ、身を固めて構える、そんな心理を示す言葉だ。

何か強大なものごとにたいして、おびえている様子がうかがえる。

 

これに対して「畏れ」は、自分より強大な相手に面しているという状況は一緒なのだが、その時に抱く心理は、単純なおびえではない。

 

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暗闇体験(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)と、失敗したくないココロの不思議な関係

ダイアログ・イン・ザ・ダークをご存知だろうか。

 

www.dialoginthedark.com

 

自分の手のひらも見えないほどの完璧な暗闇の中に設置されたコースへ、白い杖を持って少人数グループで入り、コース内のいろんな仕掛けを、視覚以外の感覚(聴覚、嗅覚、触覚など)を頼りに進んでいく体験型エンターテインメントだ。

 

発祥はドイツで、日本初開催は1999年。
当初は期間限定イベントだったが、今は東京・外苑前に常設会場ができた。

 

コースを案内するのは、アテンドと呼ばれる視覚障害者。

彼らは普段から視覚を使わずに生活しているので、真っ暗闇の中でも、普段となんら変わらずに動き回ることができる。

 いわば、暗闇のエキスパート。

 

・・・と、説明的にいえばこんな感じになるのだけれど、この体験をすることで、自分の中にどんな経験や変化が沸き起こるかは、実際に体験してみなければわからないと思う。

想像がまったくおよばないぐらい、日常のあり方とはかけ離れた状況に遭遇するという意味だ。

 

僕はこのイベントを、これまでに3回経験している。

最初は2006年。まだ常設化される前のことだ。

 

その時の感想が、旧ブログに残っていた。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク | カラダの語り部、ときどきギタリスト

 

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